自分に合ったちょうどいい生き方って何だろう?自分らしく生きるには

メンタル改善

何が幸せか、自分の実感を頼りに判断する

一般的に、こうだと幸せだよねーというのがあるのでしょうが、それが自分にとっての幸せかはわかりません。友情、恋愛、結婚、仕事での成功。もはや、それらが幸せの必要な要素であるとは限らなくなってきました。「一人でも幸せ」「お金がなくても豊かな暮らし」といった意味に近いタイトルの本もよく目にします。

どのような要素を自分の幸せとして選択をしても、その人が本当に幸せを感じているなら、良いわけです。「自分にとっての幸せって何だろう?」それがある程度明確になっていないと、何をすればいいかわからないですね。(これについては、人生の価値観リストを作成すると効果的です。)

なかなか自分がしたいことが見つからない!といった場合、気になるいろいろな体験を箇条書きにして、一つ一つ試してみる方法しかありません。クライミング、水泳、趣味のオフ会に参加、今までに見ていないジャンルのアニメや映画の鑑賞、料理、釣り、飼育、等々。自分が今まったく興味が沸かなくても、とりあえず思いつく限りピックアップしてみて、試しやすいものからやっていく方法ですね。

いろいろ体験してみると、そのときの実感を経験できるので、これをやってみたら楽しくて幸せな気分になった!というものが出てくるはずです。体験をしていく中で、気づくことも多いでしょうし、友達や恋愛要素も出てくるかもしれません。すると、自分にとって、友達や恋人がいることが幸せなのかも実感できるわけです。誰かと一緒にいることが好きなのか、一人のほうがいいのか、その両方の割合がどれくらいなのが自分にとっていいのか、そういったことも実感として理解できそうですね。

どんな体験に幸せを感じるのか、どんな生活に幸せを感じるのか、それらは当然ながら人によって違いますよね。なので、世間一般の幸せに従っても、その人が幸せに感じるという保証はどこにもありません。いろいろな経験による実感を頼りに、自分にとっての幸せを見つけるのも良さそうですね。

やりたいことがないなら、嫌なことから逃げる

いやいや、何が自分にとって幸せかわかりませぬ、というときは、とりあえず嫌なことを避けておきましょう。もちろん、やりたいことがある人も嫌なことからは逃げたほうがいいのは同じです。

正直、自分の本当にやりたいことというのは最初からわかる人はごく少数なのです。情熱ややる気も、何かをやり続けることによって、少しずつ大きくなるものですからね。最初から、これだ!というものがないのは普通だと思って、まずは嫌なことをやめることからはじめてもいいわけです。

「やりたくないことは選ばない!」これが鉄則です。そして、「やりたくないことをやるときは、仕方がないときだけにする」というのがいいですね。基本的にこの仕事が好きだけど、この作業だけは苦手なんだよなー、というのは誰にでもあるでしょう。それくらいは受け入れるしかないですからね。

まず、「やりたくないリスト」や「これだけは回避したいリスト」を作ります。条件を全部満たす出来事や仕事は必ずしもないので、「これなら我慢できるなー」というものを選びましょう。ここでのポイントは完璧主義に陥らないことです。60%~80%くらいの選択肢でOKだと思ってやると、後悔が少なくて済むはずです。

それって本当にほしいのだろうか?問題

「何が自分にとって幸せか?」と同じくらい、「それって自分にとって本当にほしいものなのか?」という自己質問は重要です。人は意外と、不要なものを買っているんですね。なんとセールで衝動買いをしてしまう人は5人に1人というデータもあるくらいです。行動経済学の本を読むと、セールのときは買わないほうが節約になることがわかります。必要なものを必要なときに買えば十分よいのですね。

まずは、自分にとって必要な生活費がいくらか知っておくのがいいでしょう。次に、ぜいたく品について、何を買えば自分にとって幸せを感じるのか決めて、使ってもよい金額の範囲でモノを買うというのが精神的に安定できる方法です。極端に節約したほうが安心です!という人もいますので、そういう選択肢もありだなーと思います。

ちなみに、人は長時間これがほしい!と欲をキープすることができません。長くて3ヶ月もすれば熱は冷めます。それでも、どうしてもほしい!というものは購入するのもありですね。値段によるでしょうが(笑)こういった時間による判断テクニックもあるのですね。

冷静に考えたら、これ必要ないわ。というのは結構あるはずです。客観的に自分を見るメタ認知も役に立つと思います。

また、別の方法としては、一度「ほしいものでの生活」をやめて「必要なものだけでの生活」をやってみる方法があります。たいしてモノがなくても十分暮らしていけるなーという実感をすれば、物欲がリセットされて、自分にとって本当にほしいものが見えてくるでしょう。

心と体のバランスを取る

人は不思議なもので、心と行動が一致しているわけではないんですね。例えば、休日に友人と遊びに行ったけど、メンタルが不調で楽しめなかったという場合もあります。仕事でも本当は引き受けたくなかったけど、大丈夫だと思って、ついつい引き受けてしまったということもあるはずです。

後になって、「あれ?なんだか心が苦しい」となることも少なくありません。つまり、自分の心の声に気づけていないんですね。それに気づいてあげて、やりたくないことをやらないように心がける必要があるわけです。

対策としては、しっかりと自分の時間を確保することですね。

  • 30分程ぼーっとする
  • 自然の中でくつろぐ
  • 筆記開示してみる(考えていることをただ箇条書きにする)
  • 部屋で寝そべる

リラックスして自分と向き合う時間を取ることが大事なので、やりやすい方法を選ぶと吉です。

夢や目標は必要ないという話

夢や目標はあってもいいですが、なくてもいいんです(笑)正直、夢や目標って無理に作るものではありませんからね。人の好みや趣味って、数年経てば変わることもわかっていまして、夢や目標に固執すると逆に人生の幸福度が下がる可能性もあります。このあたりは柔軟に考えたほうが合理的でしょう。そのとき、そのときに自分の好きなことや、やりたいことをしたほうが幸せになれそうだなーと思いませんか?

長期的な夢や目標に固執せず、今やりたいことを優先するだけで、自分らしく生きることができ、幸福にもなりやすそうですね。

ただ、何かしら夢や目標がある場合は、そこまでたどり着くステップをつくり、少しずつステップをクリアすることで、幸福度を増やせます。時が経てば夢や目標が変わることを念頭に置きつつ、夢や目標がある間は、それに向けて成長することで、幸せになる方法もいいですね。

夢や目標があればあったで、なかったらなかったで、自分らしく生きることができるわけですね。

個性を育む

やりたくないことをやめて、やりたいことを続けると、自然と個性が育っていきます。こういった毎日の積み重ねが個性として現れて、その人がより魅力的になっていきます。

つまり、個性的になるには何か特別なことをする必要がないということです。むしろ、自分の幸せや、やりたいことを求め続ける結果として、自然と個性的になるのですね。

なので、下記の個性発揮したつもり方法はあまりオススメしません。

  • 好きでもないのに、人と違うことをして目立とうとする
  • 好みなわけでもないのに、奇抜なファッションをする

単純に言えば、個性は狙って出すものではなく、自然とにじみ出てくるものだ!ということです。

ではまた。

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