人生は速度よりも方向というわけで、もっとゆったり生きたいな

メンタル改善

「人生とは速度ではなく方向である」とゲーテの言葉にあります。幸せな方向に向いてさえいれば、あとはゆったりと生きていいのでは?と思ったことを書いていきます。

世間の「べき」に惑わされない

方向が大事!ということで、世間の「べき」を自分の方向としないように気をつけたほうがいいと考えることができます。自分の行きたい方向が世間と一致していたら、それでいいですが。世間の「べき」は下記のものがあります。

  • 30歳までには結婚すべき
  • 子供をつくるべき
  • 夢や目標を持つべき
  • 出世すべき
  • 〇〇万円収入があるべき
  • 男は〇〇すべき
  • 女は〇〇すべき

正直、言われたほうからすると、「放っといてくれ」「大きなお世話だ」となりそうですね。言ってる人は本気で、そう思ってるのかな?と疑問に思うこともあります。時代が時代なので、「〇〇すべきだ」と言われることは昔より少なくなっているかもしれませんね。

世間の「べき」に出会ったら、それに対して疑問を持つようにするといいでしょう。結婚しなくても、いやむしろ結婚しないほうが幸せな場合もあります。年収が少なくても、幸せに暮らすことはできます。

自分なりの方向性を持って、そっちに進んで幸せを感じればOKではないでしょうか。

人と比べない

というわけで、人と比べずに、自分の方向性を見つけることが大事だということになりますな。「不幸になる方法は、人と比べることだ!」とよく言われます。

自分よりも優れた部分を持つ人や幸せそうな人を見ると、自分が不幸になるだけです。

ゆえに、SNSとかニュースの見すぎはメンタルを壊します。スマホは本当にメンタルに悪いので、距離を取ったほうが無難でしょう。

自分は、誰かと比べたくないのに、他人が勝手に比べることも多少なりともあるでしょう。親に「〇〇さんは結婚したのに、うちの子は…」とか「誰々は〇〇に就職して、年収がどうのこうの…」。聞いてるだけで、イライラしてしまいますよね。その人と関わらないようにしたり、言われたら嫌だとはっきり伝えたほうがイライラせずに済みそうです。

人は無意識のうちに、人と比べて「不幸」を探してしまいます。なので、意識的に「幸せ」な部分を探す必要がありますし、人と比較しないように気をつけておく必要もあるわけです。

人との比較を受け流す方法としては、比較対象が身近な場合は「どんぐりの背比べだよなー」と考えることですね。その道のプロのように遠い存在の場合は、「そんなスターと比べても仕方ないよなー」と考える方法があります。

基本的に、ついつい比べてしまう対象は、自分に近い人が多いのではないでしょうか?比べても、その多くは意味がありません。どちらかというとメンタルが悪化する悪影響のほうが多いでしょう。

また、話は変わるのですが、「人よりも優れた人になろう!」という方向性は他人から来るもので、自分の幸せとは一致していない可能性があります。自分の幸せの方向を見失わないように気をつけましょう。

他の選択肢がないか考える

方向性を制限する考えとして「他の選択肢はない!」というとんでもない考えがあるのですが、意外に人はそういう信念を持っています。

  • 借金したら人生が終わる
  • この仕事で解雇されたら人生が終わる
  • この異性を逃せば、もう結婚できない
  • 仕事で失敗したから、もう出世はありえない
  • 合格するなら、〇〇大学じゃなければ意味がない
  • ダイエットするには、あの方法しかない
  • この資格を取らなければ、自分には価値がない

こんなふうに、自分を窮屈にさせる信念を持っている人も少なくないようです。冷静に考えれば、そんなことで人生が終わってたまるか!と思えるようになるわけですが(笑)

逆に、こんなことで人生が終わるくらいなら、自分の好きに生きたらいいじゃない!と思って、新しい選択肢を増やしていきましょう。

柔軟に選択肢を考えることができるようになるだけでも、人生の致命傷を避けることができます。

やらなかったら、後悔するよなーという話

いろいろと窮屈に考えて、結局何もやらないという場合もありますし、「あの時、行動しておいたらよかったな」と思うこともあります。

もっと柔軟に選択肢を考えて、行動していたら今どうなっていたかなー?と後悔するわけですね。

これを回避するには

  • 結果はどうあれ、行動すること自体に意味があると悟ること
  • 自分の人生に忠実になろうと決意すること
  • 他人のせいにするのではなく、自分の心に従うこと
  • 小さく行動してみること
  • 余裕を持ってから行動すること

があげられます。最初の3つは心構えですね。

小さく行動してみるというのは、やりたいことを実際に体験してみたり、もとの夢を小さくしたものをやってみるとかです。陶芸家になりたい!なら、陶芸体験をしてみることだけやってみるとか(陶芸教室に行く。学生だったら、陶芸部がある高校に行く。)。映画監督になりたい!なら、ちょとした撮影や動画編集をしてyoutubeに投稿するとかですね。

余裕を持ってから行動するというのは、子供の頃はお金がなくてできなかったけど、大人になって経済的に余裕がでてきたから、子供の頃にやりたかったことに挑戦しよう!といったものです。あるいは、FIREして時間に自由を持てるようになってから、〇〇に挑戦しよう!とかですね。実際に「FIRE」の著者はFIREしてから作家を目指して、作家になっています。

お金のために自分を後回しにしない

FIREしてから、自由にやりたいことをやる!という方法もいいと思いますが、それが辛い人もいるでしょう。資産5000万円つくるまで、何年かかるねん!そんな待てへんわ(笑)みたいな感じでしょうか。副業で月々5万円稼げるようになってから、という人もいますが、達成するのが困難な人もいるでしょう。

経済的自由を獲得するというのは良い方法ですが、そのために人生のほとんどを使い果たしていたら元も子もないですよね。なので「ある程度の生活が維持できるくらい稼がればいいか」という考えもありだと思います。今すぐ経済的に楽になる方法はミニマリスト的生活することですね。そして、自分の好きなことをやればいいわけです。

好きなことがお金がかかることであれば、話は違いますが。その分のお金だけ貯めたら、あとは小さく生きていけば良いとも考えることができますね。

人によって、お金と時間のバランスが違いますから、自分にとっての良いバランスを見つけるしかなさそうですね。ここをしっかりと考えると人生の方向性も見えてきそうです。

まったり生きるための心構え4選

さて、方向性の話を終えたところで、そんな急いで生きなくていいよーという話をしたいと思います。このあたりは心構えになるので、4つご紹介します。

①自他ともに期待しない

僕はアマゾンプライムの評価は見ずに、ただ好きなものや気になった映画を視聴するようにしています。

評価が高いと期待して映画を見るとガッカリするでしょう。評価が低いと期待せずに映画を見ると逆に楽しめるでしょう。ただ、それって何か変じゃありません?

映画で具体例を出しましたが、ほとんどのことに当てはまると思います。期待しなければ、より多くの出来事が楽しめる可能性が高くなるのではないでしょうか。期待外れのことがあっても、ショックは小さくて済みます。

また、自分を過大評価するのもメンタルが悪化する原因になります。「自分は本当はすごいのに、うまくいかない、成功していない」と考えると、理想と現実のギャップに傷ついてしまうからですね。すると現実の自分が嫌になってしまいます。過大評価した幻想の自分は捨てて、ありのままの自分を認めてあげましょう。

②努力は実らないこともある

努力しても報われないことも普通にありますよね。なので、このことを最初から念頭に置いておくと楽なんですね。無駄に努力を続ける必要もなくなります。

もちろん、努力自体はしたほうがいいです。自分がこうなりたい!こうしたい!と思ったら、それに向けて努力したほうがいいに決まっていますよね。ただ、それに対する見返りを求めないほうが良いということです。

努力をしても良い結果がでないときもあれば、たいして努力せずに良い結果を受け取ることもあります。努力をした分、報われることもありますね。

「結果がどうなるかなんて、運命の気まぐれだなー」くらいに考えておくと、メンタルは楽です。

③やる気がなくてもOK!

「やる気がなくてもOK!」というと、とんでもないこと言うやつだなと思うかもしれませんが、世の中を見ると、だいたいやる気なんてありません(笑)

職場や学校、セミナー等、どれだけの人が情熱を持って仕事や授業を受けているでしょうか?やる気を持っている人が少数派であることがわかります。

仕事であれば、必要な金額だけ稼げれば、後はゆったりしたいもんなんです。いや、僕だけかもしれませんね。それに、やる気がなくても、仕事は進みますし、こなせるわけですからね。

ちなみに、やる気や情熱は他人から強要されて出てくるものではありません。なので、やる気が出なくても普通なんです。やる気のない自分を責める必要はありません。

やる気や情熱は、自分がこうしたい!というスタートダッシュの部分と、何かを続けるうちに少しずつやる気や情熱が湧いてくる部分とに分かれます。スタートダッシュはやり始めに必要な情熱で、これだけだと3日坊主になりますね。このあたりは習慣化の記事で書きますので割愛します。

つまり、自分のやりたいことだけに情熱を持てばいいのであって、日々の仕事に無理にやる気を持とうとしなくていいのでは?と言いたいわけです。とりあえず働いていればいいのだなーということですね。

④自分のダメな部分を受け入れよう

自分のダメな部分を責めていては、まったり生きておられませんよね。なので受け入れてしまったほうが生きやすいです。

「自分はダメなやつ」と考えて生き続けるのは、単純に辛い人生になるとわかるはずです。人は誰でもダメな部分があるから、それで自分を卑下するのはおかしいよなーと気づけばいいのですね。

自分て、だいたいこれくらいの人間なんだよなーと、ありのままの自分を観察し、これくらいの自分でも全然悪くないよなーと自分を受け入れると自己肯定感を高めることができます。

「今のままの自分でも悪くない!ま、こんなもんでしょ。」

というわけで、まったり生きる心構えの紹介を終わります。ではまた。

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