ポジティブに目標を諦めると新しい可能性が広がるよね

「諦める」という言葉にはネガティブな感じを受けますが、あえてポジティブに諦めてみよう！というお話です。もし諦めないことを続けていたら、夢や目標をいつまでも達成できないままなんてことも起こりえます。途中で諦めて、夢や目標を変え、そっちに進めば、その夢や目標を叶えることができたかもしれません。

自分の才能にあったもの、そのときのタイミング、運の要素等を考えると、何か一つの夢や目標に固執し続けるのは得策ではないかもしれません。とすると、達成ができそうにないものは諦めて、別の可能性を模索したほうがいいのでは？というポジティブな諦めの考えをしてみます。

諦めないデメリット

諦めないことで夢や目標を達成できたのであれば、それは素晴らしいことなのは間違いありません。一方で、諦めなかったが故に時間や労力を使い果たして、「もっと早く別の道に進めばよかった」と後悔することもあるはずです。

夢が叶わなかった後、どこかに就職することが難しい人も多いかもしれません。そうならないために、諦めることで別の選択肢がないかチェックしておくのがよさそうですね。人生の軌道修正ができると考えるとメンタルの落ち着くはずです。

諦めないデメリットを書いておきます。

夢や目標に向けて努力していると、それに対して労力やお金がかかっているはずです。その大きさは長く費やしたほど大きくなっていきます。夢や目標を叶えるための今までの資源や人間関係を考えると、今更諦めることなどできなくなるわけです。（サンクコスト効果）

対策は２つあります。

併用してもよさそうですね。

といっても、どうポジティブに諦めたらいいかな、と思いますので、それについても書いていきます。

目的を変えずに手段のみを変える方法です。例えば「人を笑わせたい」という目的のために、お笑い芸人になろうと決めていたとします。この場合だと、お笑い芸人がどうも無理そうだな、とおもったら、人を笑わせるために別の何かに挑戦してみたらいいというわけです。

「人を笑わせたい」なら、面白い動画を作って投稿する（いろんなジャンルがありますよね。）、大道芸、MC、DJ、サラリーマンでムードメーカー、営業等、いろいろあります。芸人にこだわらなければ、人を笑わせる方法はたくさんあるわけです。それでお金を稼ぐ必要がなければ、もっと増えるでしょう。

声優になることができなくても、バーチャル・ユーチューバーになることもできます。ネットの時代、やりたいことを発信しやすくなりましたね。

夢や目標を追いかけることで、周りの人間関係が固まっていて、なかなか諦めづらいときもあると思います。そんなときは、環境を思いっきり変えてみましょう。

諦めた後の周りの反応が気になるのであれば、そこから離れた場所に引っ越しましょう。住居、人間関係を変えたり、自分の行動や習慣を変えることにチャレンジすると気分転換になって、より良いでしょう。かつての夢や目標に関わっていた人たちと連絡を断つ方法も効果的です。

また、なかなか諦めるべきか考えにくい場合は、一度一人になって、自分と向き合う時間をつくることがおすすめです。遠く離れた場所まで一人旅行をする方法もあります。

才能とは、小さな努力だけでも成果を出せる能力のことである。と言えるのではないかと、僕は思っています。なので、自分が才能ある分野で活躍すればいいじゃないかと単純に思うわけですね。

自分にどんな才能があるかなんて、ある程度やってみないとわかりませんよね。だから、先がないと思ったら諦めて、別のことに挑戦していくことを繰り返せば良いのだと思います。そのうち自分の才能が見つかり、そこで楽しく生きることができるのではないでしょうか。

僕は歌が下手で、一生歌の練習をしても歌手にはなれないと思います。でも、歌の上手い人は練習しなくても僕より遥かにうまいですし、中にはプロになる人もいるでしょう。

また、努力ではどうにもならへんわ！と気づくまでは、努力が必要です。なので、努力を否定するのではなく、逆にしたほうがいいと思っています。努力したからこそ、夢や目標を諦めることができるとも言えるわけです。

俗に言う夢のような、プロ野球選手とか歌手とか、このような夢が叶うのは、その才能がある人だけなんですね。ここでもう少し付け足して、わかりやすく言いますと「諦めずに続けて夢を叶えられる人間は、その才能があった人だけ」であり、才能がないとわかれば、諦めて別の道を探せばいいのだ、ということです。

こう考えると諦めやすいのではないかと思います。努力では越えられない壁はたくさんありますよね。容姿、声、身長、頭脳、性別、等。無理なものは無理だと思って、さっさと諦めてしまえば良いのだと悟ることも人生を豊かにしてくれるはずです。柔軟さを身に着けて、新しい選択肢を増やしましょう。