自分だけの悩み専用スペースをつくろう

メンタル改善

悩み専用スペースの効果

心配して、いつまでも悩んでしまうような度を越えた心配に対処する方法として、状況コントロールとう方法があります。悩みをうまくコントロールし、解決策を探すことに集中できれば、心配することの良い面を利用できるのです。

期待できる効果は下記の通りです。

  • 1日を無駄にしなくてすむ(余計な悩みの時間が減る)
  • 悩んで眠れないことが減る(眠れる)
  • 悩みグセをなおせる
  • 問題の解決策を見つけられる
  • 行動力が上がる

悩むことが少なくなり、日常生活や仕事がはかどる可能性は十分ありそうです。では、手順を解説していきます。

「悩み専用スペース」手順

悩むスペースと時間を決める

まず、どこで〇〇分悩むと決めます。悩む場所と時間につ次のことに気をつけます。また、以下が手順にもなります。

1.1日のうちで心配事に没頭できる時間にする

つまり、心配するなら、思う存分心配できる時間帯に心配する必要があります。時間の目安は人それぞれですが、15分からはじめるのがいいと思います。(心配することに対処できるようになっていけば、徐々に時間が減っていきます)

2.悩むことに集中する

食事をしながら悩む、スマホを使いながら悩む、というのはやめて、完全に悩むことだけに集中します。考える力が弱まるので雑念は不要です。悩み専用スペースと心配事のつながりを強くするためにも、悩むことだけにしゅうちゅうすることが望ましいからです。心配を抑制するのに良い効果があります。

3.邪魔の入りにくい時間と場所を選ぶ

人が来ないような場所が好ましいです。スマホはオフにするか、サイレントにしておきます。

4.少しだけ居心地の悪い場所を選ぶ

悩むには十分だけれども、少し居心地の悪い場所を選ぶことで、長居しなくてすむからです。自然と心配事が減り、日常に戻っていくことができます。長居したいような場所だと、悩む時間が増えてしまいますからね。イスだけ置いた何も刺激のないような場所がいいでしょう。

5.すぐに行ける場所にする

簡単に、すぐに行ける場所にスペースがあると、ストレスを感じたときの避難場所として機能します。これがあれば、安心できますし、自分で感情をコントロールできるという自信にもつながります。

6.心配事に没頭する

悩み専用スペースにいるときは、悩みたいかどうかは別にして、心配事に没頭します。とりあえず、予定通りに悩んでみましょうということです。そうすることで、漠然とした不安を抑制できるようになります。

7.心配事リストをつくる

悩み専用スペース以外の場所で、なにか心配になったら、その内容を心配事リストに書き留めておきます。こうしておけば、後で心配専用スペースに行ったとき、リストの内容から心配するものを選べます。何を優先するか考えることもできます。リストの中から選ぶ余裕を持つことで、心配事をコントロールできる自信を持つことができます。

8.我慢せず心配専用スペースへ行く

心配、不安でストレスがどうしようもなくなったら、迷わず心配専用スペースへ行きます。心配で落ち着かなくなったら、そこへ行くという習慣を身につけておきましょう。そうすることで、どこでどう悩むべきかを自分で管理できます。

9.自分に指示を出す

心配を抑えようとするときに自分に話しかけてください

「こんな心配をしていても、なんのプラスにもならない。心配事リストに書くだけにして、今は他のことに時間を使うようにしよう」

悩む時間と場所は後であるわけですから、今に集中できますし、自分を自分でコントロールしている感覚が得られます。

10.自分を褒めてあげる

悩み専用スペースを使ってがんばっている自分をたくさん褒めてください。大好きな友だちがあなたに話しかけるように。

11.悩んだ後は楽しいことをする

悩み専用時間が終わったら、自分の好きなことをして心地よい時間を過ごしましょう。自分に少しご褒美をあげるものよいです。

悩む時間が終われば、楽しいことが待っているのだと自然に思えるようになります。

まとめ

悩みをコントロールするために、時間と場所を決めるといいよーという内容でした。

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