自分の悩みを観察して心配のパターンを分析する

メンタル改善

心配グセをなおす前に、自分の悩みを観察するといい

心配グセをなおす前に自分の悩みや心配事について、きちんと理解しておくといいよーというお話をしようと思います。

自分の心配事のパターンを知ることが大事ということですね。いつ、どんなふうに不安になったかに気づくことが不安対策の最初のステップになります。(瞑想や運動するだけでも不安対策にはなりますが、考え方に問題がある場合は、根本的な解決にはときもあるでしょう)

①心配したことを記録しておく

心配したら、その内容を簡単にメモしておきましょう。それ専用の手帳を使ったり、スマホで記録するのもいいでしょう。(記録できればなんでもいいわけです。)

②心配のレベルを書く

不安や心配したことについて、どれくらいその感情が大きいのか、1~9でレベルをつけます。

1が最もリラックスした状態、9が最も不安な状態です。

これによって、まったく心配しない or とっても心配する の二極化から脱出できます。また、不安や心配事の基準ができ、比較することができます。

③心配事の引き金(トリガー)を書く

不安や心配をするときは、何か「きっかけ」=「引き金(トリガー)」があったはずです。それを何か考えて、書いてみましょう。

〇〇さんと話したら、不安になった。〇〇の発表前で失敗しないか不安だ。とかですね。不安のきっかけになった人物、状況、環境等があるはずです。

④心配した内容やトリガーを詳しく書いてみよう

「何について、どのように心配したのか」「その結果、具体的にどんな気分になるのか」「不安になったきっかけ(トリガー)は何か」について詳しく書いて記録します。詳しく書けば書くほど、自分の不安や心配のパターンを知ることができます。

大がかりな作業になるようであれば一度中断して、集中できるときにまたやってみます。無理にどこまでも詳しく書く必要はありません。

⑤成果を評価する

心配レベルをつけた心配事に、もう一度レベルをつけてみましょう。1~9のレベルです。

そして、心配事が解決したときや考え方の対処をした後にも、もう一度レベルをつけてみます。このとき、その結果に対する自分のコメントを書くといいでしょう。

もし、再度レベルをつけてみた数値が低ければ、成果があったということになります。少しでも成果が出ていたら「がんばったね」と自分をほめてあげてください。

まとめ

自分の心配グセを観察することで、やがては自分の感情をコントロールし、気持ちを落ち着かせることができるようになると思います。根気よく観察を続けることが、心配グセを解決する一つの方法と言えそうです。

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