悩み上手な人と心配性の人の違い

メンタル改善

悩み上手って?

心配性の人は、不安に気をとられたら、他のことはいっさい頭に入らなくなってしまいます。

一方、悩み上手な人は、悩みすぎる自分を抑え、そのエネルギーを行動力に変えることができます。

不安のエネルギーを、より悩むことに注ぐか、行動力に変えるか、という違いがあります。そこで、その違いが、どのような特徴から来ているのか調べてみました。

悩み上手な人は、自分をなだめるのがうまい

自分をなだめることができれば、どんな状況でもほとんどの場合、障害を乗り越え、立ち直ることができます。悩み上手な人は、心配をして神経をすり減らすことをせず、どんな危機的状況が待ち構えているか見極め、その不安をうまく汲み取り、平常心を取り戻そうとします。

(なだめるとは、不安や怒りをやわらげ、静めること)

一方、心配性の人はその逆です。不安なことに対して動揺したままどうすることもできず、イライラし続けてしまいます。

心に優しいセルフトークをしているか

セルフトークとは、心のなかで自分に話しかけている思考ですね。自分がどう感じているのか、なにをするつもりなのかを明確にする力があります。

悩み上手な人は、友だちが話すように自分に話しかけます。勇気づけ、許し、やる気にさせてくれる存在が心の中にいるのですね。心に優しいセルフトークで自分を励ますことで、不安に打ち勝ち、解決策を探すことができます。

心配性の人のセルフトークは一方的、批判的な言葉、自分を怖がらせる言葉が多いです。そのため、平常心でいられなくなり、心配をもっと大きくすることになります。

なんとかなると考えられるか

悩み上手な人は、希望を持つことで、悩みから自分を解放しています。

自分に難題が押し寄せても、いつか必ず成功できる、ほしいものを手に入れられると信じています。何かあっても「なんとかなる」と柔軟に考えることができます。こういった希望を持つことで、不安に立ち向かうことができ、失敗しても落ち込むことが減ります。

悩み上手な人は、物事をいい方向に考え、希望を感じることができるのですね。

一方、心配性の人は、「なんとかなる」と考えることができず、悲観的なことを考えて不安でいっぱいになります。

「なんとかなる」と考えられるかどうがか、2つの分かれ目なようです。

解決を探すことができるか

悩み上手な人は、解決策をみつけようと思考を使います。広い視野で物事を見たり、どんなリスクがあるか考えます。心配事がどれだけの危険をはらんでいるかについて分析したら、いったん心配するのをやめ、解決策をみつけることに集中するのです。そして、解決策が見つかったら、そのシナリオがうまくいくように頭の中で考え、行動します。

心配性の人は、ひとつの見方に凝り固まっています。困った状況ばかりを繰り返し空想してしまうのです。そのため、解決策がなく、不安が膨らんでいきます。

心配事を分析できるか

心配性の人が、何かトラブルが起きても不安でたまらなくなるだけです。

悩み上手な人は、心配事を細かく分けて、分析することができます。対処できることと、対処できないことを分けて、対処できない心配事について悩むことをやめるようにしています。

対処できる心配事については、対処しやすくして解決していきます。自分にできることに集中し、余計なことで悩まないようにしているのですね。

おわりに

以上が悩み上手な人と心配性の人の違いでした。心配性だと、不安で時間が満たされ、問題が解決されないままになり、なんだか損だなーと思いませんか。

考え方を変えるだけで、心配からある程度自由になり、人生を楽しむ機会が増えるでしょう。でも、どうしたら、悩み上手な人のように考えられるようになるのかな、と思うかもしれません。それについては今後の記事にて。まずは、違いを知ることが大切です。

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