失うことへの恐れから見えた自分の価値

メンタル改善

失うと不安になったり、怖いと思ってしまうモノ

「失うかもしれない」と不安に感じるということは、今すでにそれを得ているということです。それを失う恐れは、誰もが持っていると思います。

  • 容姿や若さ
  • 仕事
  • パートナー
  • 財産・所有物
  • 体力
  • 頭脳

人によって失うことに抵抗のあるものは違うでしょう。芸能人やyoutuberだったら、人気を失うのを恐れるかもしれません。

今すでに得ているものに価値を見出そうとするとき、それを失うことへの不安・恐怖がでてきます。

僕は、親がいなくなったらどうしよう、お金がなくなったらどうしよう、このまま老けて、体力も頭脳も衰えたらどうしよう、とか思うことがあります。将来、生きていけるか不安なんです。

すでに得ている自分を認めてあげる

失うと不安で怖いと感じるのは、結局、自分が望んでいるのは「自分の価値」なんだな、と思いました。僕は「自分に価値がない」と思っているんです。だから、失うことが怖いんです。

僕と同じように感じている人がいるかもしれません。そんなときは、自分には、自分が得ているものを「得る能力がある」のだと自分を認めてあげてください。

自分にとって価値のあるものを得る資質が、自分にはあるのだ。だから今得ているのだと。自分の実力を認めてあげましょう。

また、どうしても失うものはあります。僕の場合だと、両親、若さ、体力、頭脳等ですね。でもこれって、皆そうでした。ある程度、対策して若さや体力を保つことはできますが、限界はあります。

いつか失うものについては、それを今得ている幸運に感謝することです。そして、失うことを受け入れることです。

自分の価値を高めるには

何か特別な才能やスキルは必要ありません。そういったものを身に着けても、上には上がいて、いくら能力を高めても自信が持てない人もいるからです。根本的な心の持ち方を考えてみます。

シンプルに言えば、能動的に動こう!ということです。

そもそも、自分に自信がない、価値がないと思っている人は、他人へ「聞く」「尋ねる」ということがなかなかできないのです。誰も応えてくれない、頼んでも引き受けてくれるわけがない、と最初から思い込んでいて、自分から能動的に動くことができないんですね。

誰かに、否定されたり、拒否されたり、断られたりすると、傷つくから嫌だ、自分の価値がさらに低くなる、というわけで、能動的に行動できる思考になっていないんです。

「聞く」「尋ねる」という、ちょっとした能動的行動で、自分の価値を高めてみましょう。「〇〇ですけど、何かありました?」と聞いてみるだけです。気になることを前置きして、「何かありました?」とか「仕事が自分だけでは終わりそうにないんです」とか「〇〇頼めませんか?」とか相談したり、頼んだりしてみます。

すると、心のモヤモヤが解決しますし、自分の抱えてる問題も解決するかもしれません。また、相手とのコミュニケーションができて、良い人間関係を築ける可能性もあります。

少しずつ能動的な行動ができるようになっていくと、だんだん「自分には価値がない」と思わなくなってきます。

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