いろんな角度からみるメリット
心配性の人たちは、視野が狭くなってしまって不安なことばかり考えてしまう傾向があります。なので、いろんな角度から心配事をみることで、気分を落ち着かせ、心配事にうまく対処できやすくなるわけですね。ここでは、そのための7つの質問を書きます。
心配事の特徴を知るための7つの質問
いろんな角度からみたら、物事の特徴がわかりますよね。それを心配事にもしてみようという試みです。心配事が出てきたら、次の質問に答えていきます。
- 心配のきっかけは何か?
- 心配について、別の考え方はできないか?それは何か?(複数OK)
- 仲のいい友だちがいたとしたら、どう解釈するだろうか?(実際の友だちでも、空想でもOK)
- 起こるかもしれない最悪の事態は何か?
- その最悪の事態が起こる確率(可能性)はどれくらいか?
- そもそも、それは深刻な問題なのか?
- それについて心配することは役に立つのか?
これらの質問の回答に、正しい答えなどありません。いろんな考え方をしてみることが目的なので、少しでも思い浮かんだらOKです。
不安になってきたら、やさしい言葉を自分にかけよう
心配について考えていたら、不安になることが自然です。多角的に考えている中で、ちょっと不安になってきたなーと思ったら、自分にやさしい言葉をかけてあげましょう。
以下に代表的な言葉を書いておきます。また、追加の言葉を自分で見つけてメモをしておくと、とても有効的です。
- 誰だってミスはする
- ゆっくり時間をかけてもいい
- 「No」と言ってもいい
- 断っても大丈夫
- これで何か問題ある?
- 愚かに見られたって構わない
- それは非現実的だ
- それは空想や幻想にすぎない
- ミスから学んでいるから大丈夫
- 間違えることは学ぶことだ
自分にとって意味のある言葉を選んだり、自分でアレンジしてつくってみます。そして、その言葉を繰り返し唱えます。落ち着くまで唱えるとか、3回唱えるとか、自分に合ったそのときの状況に合わせて使いましょう。
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