嫌なことをされたときに使える自分への4つの質問

メンタル改善

リアプレイザルに使える質問

リアプレイザル(re appraisal)は直訳で再評価という意味ですが、ネガティブな感情を再評価(解釈を変える)して、ネガティブな感情を減らす方法です。

誰かに悪口を言われてイライラしたら、この人にそれを言うだけの何かしら事情があったんだな。と考え直すように意識してみます。例えば、この人は、仕事で理不尽なことが合って、それを誰かにぶつけたいだけかもしれない。とかですね。すると、自分が悪いわけではないから、イライラが減ります。

ここでは、誰かに嫌なことをされたときに、リアプレイザルに役立つ自分への4つの質問をご紹介します。

質問①

質問①「誰々にされた嫌なことについて、あえて「それなら仕方ない」と思えるような理由があるとしたら、それは何だろうか?どういったものだろうか?」

自分が納得できる、相手の行動や発言の理由を考えてみる方法です。

質問②

質問②「嫌なことをしてきた相手に対して、その人が「嫌な人間」や「悪意のある人間」ではないと解釈できないだろうか?」

相手が嫌な人間だったり、悪意があると考えると、よりイライラしますよね。なので、そうではないと解釈できないか試してみよう、ということです。この人は、〇〇について知らなかっただけだな、とか、何か不幸なことがあただけでは、とかですね。

質問③

質問③「この嫌なことをしてきた人は、今まで私に良いことをしてくれたことはなかっただろうか?」

過去に良いことをしてくれたことを思い出すと、相手を許せますよね。

質問④

質問④自分も今まで他人に同じような嫌なことをしたことがなかっただろうか?もし、同じように嫌なことをしたことがあるなら、それは意図的なものだっただろうか?それとも、ただの偶然だっただろうか?

同じような嫌なことを自分が過去にやったことがあるなら、仕方ないかと思えます。反省して、嫌なことを他人にしない人間になれるかもしれません。

意図的か、偶然かを考えると、相手の嫌な行動が、たまたまかもしれないと考えることもできます。

まとめ

上記の4つの質問によって解釈を変えると、相手を許したり、自分でそれなりに納得したりできます。すると、ネガティブな感情も減少するでしょう。

相手に嫌なことをされたときに、一時的にネガティブ感情を和らげる方法をご紹介しました。

嫌なことをされたときに試していただいて、なんだかスッキリしたなぁと思っていただければ幸いです。

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