ようやく今年からつみたてNISAとふるさと納税をはじめました

雑記

日本人は貯金ができていない人も結構いるかもしれない

僕が積立NISAとふるさと納税をはじめた理由は、老後資金の準備と節約のためです。身の丈に合った暮らしをして、資産を増やそう!貯金をしよう!というわけなんです。

みんなの貯金額っていくらくらいなのか…と思って調べたのですが、結構ばらばらで何を信じたらいいのかわかりませんでした。金融広報中央委員が実施している「令和2年家計の金融行動に関する世論調査」によれば、単身世帯の貯金ゼロが20代~60代で3割~4割超いるそうな。ただ、2人以上の世帯だと1000万以上貯金している世帯が30%くらいいるそうで、貯金額はだいぶバラツキがあるようです。

現在は、銀行口座に預けるよりも投資をしたほうがいいと考え、そのぶん現金での貯金は減っているのかもしれません。それでもNISAをやっている人の割合は20.8%であり、iDeCoで口座開設する人は11.9%ほどです。(投資信託協会の投資信託に関するアンケート調査)

世の中、だいたいこんな感じなのかー。と思いながら、自分としてはどうしたいかな、と考えてみました。自分なりの理由を書いていきます。

結論としては、つみたてNISAでインデックス投資をして、年利3%~7%で運用を目指して、コツコツ頑張るということにしました。20年間利用でき、1年40万円まで積み立て可能です。(僕自身はNISAの限度を超えて投資をして、トータル月々5万円で運用期間は30年程を予定)

楽天の積立かんたんシミュレーションで、毎月積立額「5万」積立期間「30年」リターン「5%」とすると、最終積立金額は「41,613,932円」となりました。実践できれば、老後の資金は十分に貯められそうですね。

つみたてNISAの限度額でも上記シュミレーションをやってみました。毎月積立額「33,333円」積立期間「20年」リターン「5%」とすると、最終積立金額は「13,700,985」となりました。僕は独身なので、自分の状況がこのままであれば、つみたてNISAの限度額でも老後は十分そうです。

つみたてNISAをやる理由①収入が低いし、今後たいして上がらない

僕は、工場の正社員で働いてはいますが、障害枠であり、収入は低いです。ここでは、いくらとは書きませんが。また、昇給は1年で数千円程度であり、10年働いて、やっと数十万年収が上がるくらいでしょう。1年で4万~5万円上がるといった予想です。

日本全体で見ると、収入はここ数十年、横ばいで上がっていないようです。世間も結構世知辛いのですね。

もし、インデックス投資に100万円積み立てられたら、1年で、その5%の5万円、お金が増える可能性があるわけです。200万円積み立てられたら、1年で、その5%の10万円増加となるわけです。実際は、上下の振れ幅が大きいですし、年によってはマイナスになる可能性もあります。20年運用して、平均したら5%で運用できたなあ。といった感じです。(20年後は、福利が効いて資産は結構増えているはずです)

何が言いたいのかというと、会社での昇給より、インデックス投資によるお金の増加のほうが将来的に大きくなる可能性大ということなんです。毎年100万円投資できたら、僕の場合、数年で昇給額より大きくなります。だから、つみたてNISAをはじめたんですね。NISAだと税金が優遇されておりますゆえ。(限度額は40万円ですから、NISA枠とは別に60万円投資が必要ですが、40万円分は節税になります。)

今は銀行に預けても金利は0.001%ですが、30年前は5%もありました。お金の預け先が銀行口座から投資へ向かうのも自然な流れかもしれません。

つみたてNISAをやる理由②物価や税金が上がっている

物価が上がっていることは、買い物をしていると自然と感じると思います。外食にかかるお金も、スーパーで買う商品の値段も高くなってます。また、値段は高くなってなくても、商品の大きさや量が小さくなってたりしてますね。(例:ホテトチップスのg数が低くなった)

所得税、社会保険料については、その増加により、国民負担率が大きくなっています。30年前の国民負担率は給与の37.1%でしたが、2021年は44.3%と増えております。消費税も増えましたよね。

給与もたいして上がらないのに、物価や税金が上がる…。それに対抗してお金を増やすには、投資だな!と思った僕なのでした。その結果、小さく始められて、税金が優遇されるつみたてNISAをやってみよう!という結論になりました。(もちろん、転職や副業も対策として考えられます。)

分配金がない長期インデックス投資だと、老後のためなので、あまり豊かになっている感じがしないと思います。老後の資金は貯まるけど、現金として今のお金は手元に増えないよーってなるかもしれません。キャッシュフローがほしいなら、ETFをやってみるのもいいかもしれません。僕は老後のための積立以外の余剰資金はETFのような分配金がでるものを選ぼうと考えています。ここについては、もっと調べて投資予定です。

つみたてNISAをやる理由③生活防衛資金が貯まったから

生活防衛資金とは、自分が病気になったり会社を辞めることになった場合に備えて貯めておく資金ですが、だいたい最低限の生活費×6~12ヶ月分のようです。(サラリーマンの場合の話)

僕の場合、独身で田舎暮らしと仮定すると(今は実家に住んでおりますが、独身一人暮らしと仮定)月々10万円で生きていけます。物欲がかなり低いからですね。ただ、多めに見積もって月々15万円として計算しますと、15万×12ヶ月=180万円です。

これに加えて、病気になったときのお金、実家からでて一人暮らしをしなければならなくなり引っ越し代等も必要、両親に何か不幸があった場合等を考えて300万円用意することにしました。僕は不安が強いので、多めに見積もる傾向があります。

結果、500万円を生活防衛資金としまして、その貯金に成功しましたので、余剰資金をまず、つみたてNISAで運用してみよう!となったわけです。つみたてNISAの場合だと、年間最大40万円ですから、もしやってみて嫌だなと感じたら、少額なので取り返しがつきます。(ただ、40万円も僕から見れば大金です。)

もちろん、つみたてNISAは、ただの箱です。何に投資するかは自分で責任を持って選ばなければなりません。比較的ローリスク、ローリターンな長期インデックス投資を選びましたが、元本割れするかもしれません。でも、投資をしないよりずっといいと思いますし、元本割れしても受け入れる覚悟です。

生活防衛資金を貯めるには、僕のような稼ぐ力がなければ、やはり節約がかなり重要になってきます。無理なく長期的に節約を続けることがベストだと思ってます。贅沢品を買わない、固定費を見直すだけでも効果ありです。無駄な保険をやめて、その分毎月貯金するだけでも、年間数万円~数十万円貯められます。

ふるさと納税をやる理由

ふるさと納税は、税金の前払いなので、節税にはなりません。自分の所得等に合わせて、結果として2,000円で返礼品をいろいろ買えますよ、といった制度です。

なので、節税にはならなくても、節約にはなる!ということなんです。日用品も買えますし、おいしいお肉も買えます。

給与も増えない、物価・税金が上がる、という中で、節約も重要なお金の対策です。

節約と投資を合わせると案外、気持ちが楽になるんですよね。経済的に余裕が生まれると心も安心するのでしょう。節約と投資に加えて、転職や副業で稼げる量を増やすと、もっと楽になりそうですね。僕はメインの仕事でお金を増やすことが難しいので、副業を頑張りたいですね。

まとめ

実は、今年の目標に「つみたてNISAをはじめる」というのがあったんです。なので、ちょっと取り組んだ理由を振り返ってみました。もちろん、老後資金を貯めよう!というのが主な動機です。

おまけに、ふるさと納税にもチャレンジできたので、嬉しく思っています。

今年は無事、限度額40万円を積み立てできました。今後残り19年間、続けていきたいです。

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