無駄に自分を責めないようにするマインドセット

メンタル改善

自分に厳しすぎることもなく、甘すぎることもないようにする

自分に厳しすぎれば、自分をダメな人間だと思ってしまい、物事がうまくいかなくなってしまいます。逆に、自分に甘すぎれば、現実から目をそらし、対策を取ろうとしなくなるので、前へ進めなくなってしまいます。

自信を持って行動するためには、自分を受け入れてること、自分を責めずに、自分に対して思いやりや共感を持つことが必要です。自分を責めずに、認めてあげることは、甘やかすこととは違います。ここでは、自分を責めないようにするためのマインドセットを3つご紹介します。

①失敗は学習ととらえる

人は、何かを失うときに学びます。何かにチャレンジしたときに、失敗により学習という対価を得るのか、成功により報酬という対価を得るのか、どちらかを手に入れたと考えてみます。つまり、どっちに転んでも損はないのです。失敗は学習であり、損ではないととらえます。

失敗をした原因や理由は、成功した原因や理由よりも比較的わかりやすいかと思います。そこから対策を考えて再チャレンジしていくのです。失敗することで前に進むことができ、成長することができます。そう考えると、失敗を受け入れられるメンタルが鍛えられ、失敗した自分を責めないようにできます。

②自分と他人を比べない

無駄に自分を責める人は、自分より他人が上であると思いがちの傾向があります。自分を不当に責めすぎるため、自分のことになると客観的に見ることができないからです。そして、他人のことはよく見えます。

自分自身にはいいところも才能もあり、成果も出しているのに、そうした自分を客観的に見ることができない状態で他人を見るため、自分は下で他人(見た相手)は上と考えます。

自分と他人を比べるのは、無意味です。和食と洋食、どっちが優れているかという別のジャンルを比べるのと同じくらい無意味です。他人と比べるのではなく、過去の自分と比べて前に進んでいる、成長している、挑戦できているということを確認しましょう。

昨日よりも、ほんの少しだけでも前に進めていたら大丈夫です。

③正解は一つではないと考える

目標にたどり着く方法が一つしかないと考え、もしその方法で失敗したなら、もう終わりとうい考え方の人がいます。しかし、その考え方をすると、人生が辛いものに感じやすくなるのではないでしょうか。

年収は〇〇万以上じゃないといけない、〇〇歳までには結婚していなくてはならない。それらを達成するには〇〇という方法じゃないと達成できない等、それ以外は不正解と考えること自体がおかしいのですが、それに気づきません。

正解はたくさんありますし、それを達成する方法も複数あります。柔軟に考えることは強みにもなります。様々な夢や目標を達成しようとするとき、3つ以上の方法を考えておくといいでしょう。一つひとつの方法を試しているうちに、他のことを考える余裕が生まれ、できない自分を責めることがなくなります。

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