メンタルが病む完璧主義の弊害

メンタル改善

完璧主義はメンタルに非常によくない

誰とでも仲良くする、何でもそつなくこなす、やることを完璧にしなければならない等、こうした完璧主義の考え方は、メンタルを病ませてしまいます。

完璧主義になったとき、恐ろしいことが起こります。ここでは3つご紹介します。

①ネガティブな感情に振りまわされやすくなる

人に嫌われたくない、周りから評価されなければならないといった思いが強すぎるため、ちょっとしたことを言われるだけで極端に感情が振り回されます。

他人から言われたことに敏感に反応しすぎ、非常に気にしたり凹んだりします。

②誠実生が減る

完璧主義になると、コツコツと物事を成し遂げたり、計画的に行動したりできる誠実性が減ります。

完璧を求めているにもかかわらず、努力することができなくなったり、新しいことに挑戦しなくなったりします。

③人生で失敗が増える

上記①、②の結果として、挑戦への恐怖からチャンスを失い、時代の変化に対応できません。さらに、ネガティブな感情に振り回され、無計画になりがちなため、手近な仕事ばかりするようになります。

それにもかかわらず、自分は完璧な人間だから、もっと評価されるべきだと思っています。すると不満が際限なく溢れてしまい、苦しい状態がずっと続くことになります。

自分の中の完璧主義とうまくつきあう

完璧主義になると、結果的に異常に失敗を恐れる状態になります。しかし、その考えが人生の失敗を生み出す皮肉な結果になるわけです。

完璧主義を直し、日々少しずつ成長していくことを考えたほうが良いと思います。ただ、完璧主義を利用し、現実的な力に変えていける人もいるので、このことについては別記事に今後書くかもしれません。

最終的な目標を達成するには、目の前の目標をいきなりハードルを上げず、小さな目標にすることです。最初から完璧じゃなくていいのです。それは不可能だからです。

ハードルを思い切り下げてみましょう。生活のほんの数パーセント変えるだけで十分です。例えば、毎日筋トレするだったら、最初の2週間は1回だけとか、1分だけとか、そんなレベルで習慣を作っていくことから始めます。その後目標の数パーセントずつ段階的に上げていきます。(いきなりジムに行って毎日30分体を鍛えるというようなことはハードルが高すぎます)

大事なのは、自分の無理のない本当に小さな簡単なことを、時間をかけて少しずつ増やしていくことです。最終目標の大きさに合わせて、達成時期を半年後、1年後に設定し、日々の小さな努力と習慣を積み重ねることが、成長マインドセットになり、失敗を恐れなくなるヒントになるかもしれません。

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