無理をしなくても生きていけるので、無理はしません

メンタル改善

仕事のストレスによって鬱になったり、過労死、自殺をしたりと、そうなるまで無理をして働く人が少なくありません。そんなふうになるくらいなら休むべきですが、どうしたらいいのか、わからない。あるいは、休むべきだとわかっていても、職場の人たちを気にして無理に働き続けることを選んでいるのかもしれません。

無理をして働き続けた結果が鬱、過労死、自殺であれば、その努力は報われていません。鬱病になって1、2年治療しなければならなくなったら、体を壊すくらい頑張るべきではなかったと考えるはずです。

なぜ無理をしてしまうのか

無理をしてしまう理由をあげてみます。

  1. 他人と比べて自分は頑張れていないから
  2. 努力すれば、なんとかなると考えているから
  3. 自分がなんとかしないといけないと考えているから
  4. 高い目標を短期間でクリアしようとするから

①他人と比べて自分は頑張れていない

上司、先輩、同僚、後輩、自分以外の職場の人が残業や休日出勤をしているから、自分も同じように頑張らなければならないと思い、無理をしてまで頑張ることがあります。

ここで無理をせず、休んだとしても、自分は他人と比べて頑張っていないから、頑張らなければならないと思う場合もあります。そして、また無理をしてしまいます。

どちらにせよ、自分を追い込んでしまう方向です。「頑張っていない自分は甘い」と錯覚せずに、無理をしないという判断を迫られるくらいに、もうすでに頑張っていることを認識してみましょう。

無理をすることを選択している時点で、その人は真面目な人だと思います。自分を苦しめるような考えになってしまった場合は注意が必要です。

②努力すればなんとかなる

努力すればなんとかなると考えていると、なんとかなるまで努力してしまいますよね。しかしながら、現実では努力してもうまくいなかいことが多々あるはずです。うまくいかないのは自分の努力不足だと思うと、無理に無理を重ねてしまいます。

努力と結果が報われるかどうかを離して考えるほうがいいでしょう。結果が報われるには、ある程度の努力が必要ですが、報われるとは限らないです。なんともならんときもあるなー、と諦めることも必要です。

③自分がなんとかしないといけない

自分が任された仕事だから、自分がしなければならないという考えです。それはその通りですが、人間、わからないことがあるのが普通です。なので、やり遂げるために、人を頼ることも大事ですよね。

また、特に誰かに任されたわけでもないけれど、状況的に自分がやらなければならないと感じて、無理に頑張ってしまうこともあります。

頑張っている中で、自分が無理をしているレベルまでになっていないかチェックしておきましょう。無理をしていなければ、それでいいわけですし、無理をしているなら他人を頼りましょう。

④高い目標を短期間でクリアしようとするから

仕事でやむにやまれず、高い目標を短期間でクリアする必要に迫られることがあると思います。発表資料の作成のために、業務の改善を短期間でやり遂げるという経験を僕はしました。

これが一度だけなら、いいのですが、繰り返しあると辛いわけです。

営業であれば、商品を1ヶ月で〇〇個(大量に)売る!という目標を立てることを毎月やってしまう感じでしょうか。こんなことを続けていたら、体力が持ちませんよね。全力疾走を繰り返してるわけですから。

長期目線で目標を立てて、頑張るときの緩急をつけると良さそうですね。

無理をしないために

無理をすると、体に異常が出ます。これがサインとなります。眠れなくなったり、お腹が痛くなったりします。便の様子を見て、わかることもあるはずです。食欲が低下してないか、体がだるくなっていないか、サインを見逃さないように気をつけています。

そのままにしておくと、イライラして、人間関係までも悪くなりますし、食生活にも悪い影響がでます。お菓子、酒、タバコ等をいつも以上に摂取してしまうのです。するともっと体を悪くしてしまいます。(一時的なストレス解消だけになっていればいいのですが。)これらのサインは、わかりやすいでしょう。

これらの状態も放っておいたら、本当にうつ状態になってしまうこともあります。無理をしているサインに気づいたら、適度に休みましょう。

仕事とは別のジャンルでストレスを解消する

わかりやすい例えですと、デスクワークがメインの仕事をしていたら、休日に体を動かしてストレスを解消したほうがメンタルは改善されるということです。この場合だと、肩こりも解消されて一石二鳥になりますね。

逆に、仕事で体を動かす人が、休日も運動でストレス解消しようとしたら、どうでしょうか?余計に疲れてストレスがたまりますよね。この場合だと、部屋で動画を見たり、映画館に行ったりしたほうが良さそうです。日光を浴びたければ、森林浴がいいでしょう。

自分の状況(仕事)に合ったストレス解消法を、いくつか持っておくと安心できます。雨の日でも、室内でできるストレス解消法はないかなー、とか考えるのもいいと思います。

残業が当たり前という感覚を捨てる

自分がどれくらいの時間、仕事をしているか把握してみましょう。1週間で何時間くらいになったでしょうか?

40時間を超えるだけでも、人はだいぶ疲労しています。現代人は働く時間が長いのです。にもかかわらず、残業していますよね。なので、普通に働いているだけでも、ストレスが結構かかっています。

自分の体や心のことを考えると、残業はしないほうがいいです。今日は元気で余裕があるなー!と思っても、自分の許容範囲外の超過労働はオススメしません。1週間あるいは1ヶ月で、何時間まで残業しても無理がないという時間を決めておきましょう。それを超えると、体や心のバランスが崩れるからですね。このラインは試行錯誤で身につける部分もあるでしょう。

無理をしなくても生きていけるから大丈夫

まず、「無理をしない!」という覚悟を持つ必要があります。日本では、こういう方向性で覚悟をするという発想が乏しいのかもしれません。しかし、大事なことです。

別に、無職になる期間があってもいいし、別の仕事に転職してもいいし、給与が低くなったって生きていけるはずです。失業手当もあれば、生活保護もあります。

それを怖いとか不安とか思ってしまうのは自然と言えます。なので、いざというときに「無理をしない!」と覚悟を決めることが必要なのでしょう。

年収200万円以下で暮らしている人が多いこの時代、無理せず、節約しながら、安心して暮らすほうが僕は好きですね。

無理は禁物ということで、この記事を終わりにしたいと思います。

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