睡眠は健康のために必要不可欠

睡眠は脳と体を休ませてくれる

脳と体、どちからか一方だけでも疲れたままだと、健康は保てませんし、日中の活動もいまいちすっきりしなくなります。眠くなるのは、脳と体をメンテナンスするための脳の働きかけです。食事や運動と同じように、健康のために睡眠に気を使い、熟睡できるようにしたいです。

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が約90分周期で、交互に４，５回繰り返されます。レム睡眠は、体を休ませる眠り、ノンレム睡眠は脳を休ませる眠りです。割合はレム睡眠が２割、ノンレム睡眠が８割が良い睡眠の状態です。そうすると、一回の睡眠で６．５～７．５時間くらい寝るのが良いということになります。

睡眠時間が７，８時間の人が最も肥満率が低いなんていう調査もあります。個人的には７，８時間の睡眠をおすすめしたいです。

毎日７時間くらい寝るのが難しいという人もいるかと思います。１週間のうち３，４日は７時間睡眠を確保したほうが健康にいいです。

夜１１時までには寝たほうがいいでしょう。成長ホルモンが多く出る時間帯が午後１１時から午前２時だからですね。肌をきれいに保つにも効果的です。

成長ホルモンの効果をしっかりと受け取るには、就寝後ぐっすり眠る必要があります。夜にぐっすり眠れる、これが睡眠の一つの理想です。

睡眠の理想な形は、夜ぐっすり眠って、朝すっきり起きることです。自分がよい睡眠ができているか、ちょっと確認してみましょう。

Yesなら、質の高い睡眠と思っていいでしょう。食欲がどうして出るかというと、寝ている間にエネルギーが消費され（ちゃんとメンテナンスしてくれているんですね）、体が栄養を求めるからです。

朝日を浴びると、２４時間周期に調整（リセット）されるというのは、睡眠に興味のある人なら聞いたことがあるはずです。

目が朝日の光に刺激されると、睡眠のリズムを調整してくれます。では曇りや雨の日はどうるすの？と思う人もいるでしょうが、実は雨の日の光の強さでも十分なんです。天気が悪くてもカーテンを開けて、外を見てください。また、室内の灯りをつけるのも効果があります。

朝日は午前８時までに、２０分程度浴びるのが望ましいです。天気の良い休日に、朝早く散歩するのはとても良いです。自然を見に行けば、メンタルにもいいのでおすすめです。

まとめて７時間くらい眠れないから、睡眠を数回に分けるという人がいます。しかし、脳と体を休めるためには、レム睡眠とノンレム睡眠の繰り返しのサイクルが必要です。そのため、分断睡眠をしても、脳と体は休まらず、７時間睡眠の代わりにはなりません。

分断睡眠による疲労や判断力の低下は、通勤運転中の事故につながる恐ろしいものです。やはり、７時間くらい、まとめてぐっすり眠るのがベストです。

二度寝をすると、自律神経とホルモンバランスが崩れ、一日中、調子が悪くなってしまう原因になります。

二度寝で、朝、副交感神経が優位になると、日中の活動に集中しにくくなります。また、コルチゾールというホルモンの分泌が乱れ、ストレスに弱くなったり、情緒が不安定になってしまいます。

二度寝をすると、結局、逆に疲れてしまいます。デメリットしかないので、止めたほうがいいです。頑張って起きてみましょう。なかなか無理だという人は、朝すっきり起きれるように対策することが重要になってきます。

そういった、いろいろなテクニックは今後記事で書く予定です。本日はここまでです。