他人に教えるつもりで勉強すると記憶に残る

勉強法

勉強した内容を教える、説明するのメリット

他人にうまく説明するには、まず自分がしっかりと内容を理解する必要があり、相手に正しく伝えなケラばならないというプレッシャーもあり、理解、記憶、学習意欲等の向上が見込めます。ここでは3つのテクニックをご紹介します。

①他人に教えるつもりで勉強してみる

実際に誰か特定の相手は必要ありませんので、ご安心ください。ただの「つもり」で十分効果があります。

他人に説明するには、頭の中で要点がまとまっている必要があります。教えるつもりで勉強をすると、自然と問題や内容のポイントをつかもうとします。そうした意識や姿勢が、アクティブ・ラーニングになり、理解力や記憶力が上がります。

②勉強した内容を声に出して説明してみる

この方法も、声を聞いてくれる誰かは必要ありませんので、ご安心ください。「つもり」でも、誰かをイメージするだけでも大丈夫です。何かあったほうが勉強しやすければ、動物のおもちゃ、フィギュア、イラストや写真の人物でも大丈夫です。自分の覚えたいことを説明してみましょう。できるだけ教科書やノートを見ずにやるのが吉です。思い出す作業が記憶を定着させます。

③こどもに教えるつもりで説明してみる

①、②と比べると少し難易度があがります。こどもに説明するとなると、専門用語は使えません。すべて言い換える必要があり、できる限りシンプルに伝えなければならないのです。逆に言えば、それだけ説明する自分自身の理解と記憶が定着するわけです。

ポイントは、1.たとえ話をする。2.相手が知っている知識を使う。です。

実は、この方法は必ずしも、こどもである必要はありません。説明したい内容(覚えたい内容)について知識の浅い人、ない人をイメージすれば大丈夫です。お年寄り、新入生、新入社員、初めてイベントに参加した人等、たくさんのバリエーションがあります。

もちろん、この方法も「つもり」で十分な効果が得られます。

以上のテクニック活用の二次的メリット

理解力や記憶力が高まるこれらテクニックですが、教えるつもり、説明するつもりの学習なので、実際に他人に教えること(説明すること)が上手になるというメリットがあります。当たり前と言えば、当たり前なのですが。

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