お金で不幸にならないための心構え2選

マネー

お金がなくても、貯金していても不安になる

お金がないと不安になるのは想像に難くないでしょう。今月の生活費が払えるか、借金があればそれが返せるか不安になるはずです。しかし、貯金している人でも不安になることも珍しくありません。老後の資金が足りないのではないか、病気になったらお金がなくなるかもしれない、持っている株が値下がりしたらどうしよう…、とかきりがありません。結局、悩む人は、お金がなかろうと、あろうと悩んでしまうのです。逆に、悩まない人は、お金がなくてもなんとかなると思ってます。人の心は不思議ですね。

ここでは、ある程度お金を稼いで、貯金しているのに、ついつい不安になってしまう場合の対処として、2つの心構えをご紹介します。

①お金のことで他人と比較しない

お金のことで他人と比較すると、すぐに不幸になれます。つまり、やめておいたほうがいいということですね。お金のことで比較できる項目はたくさんあります。年収、貯金額、金融資産額、負債額、高価な持ち物等、ネット上で、たくさんの比較できる情報が溢れています。

資本主義のこの国では、上には上がいますし、下には下がいます。年収1000万円の人は一般的には高年収ですが、1000万円を数日で稼ぐ人もいます。ようやく、貯金3000万円貯めたけど、富裕層になるまではまだまだ遠いと感じて、劣等感を抱くこともできます。

自分より、下の人を見て、安心し幸福感を味わうこともできるかもしれませんが、正直、そんな幸福感は気分が悪いものだと気づきます。

結局、他人と比較せず、自分にとっての十分なお金があったり、自分にとっての節約や貯金ができていれば、それだけで十分だと気づくまで、不幸なままでしょう。

  • 目標の貯金額を決める。
  • 目標の投資額を決める。
  • リスク許容度を決める。
  • 自分の納得できる収入と支出の範囲で暮らせているか。
  • 上記の目標等にそって、行動できているか。

他人がどうだろうが、自分の目標や計画に近づけた行動ができていたら、それでOKなのです。無理のない、自分にとっての良いペースでいきましょう。

②目標をさらに大きくしつづけない

これは、頑張って貯金できた人が陥りがちな罠ですね。例えば、頑張って3000万円貯金できたとします。本当はこれで十分なはずなのですが、もっとほしい!となって、意味もなく5000万円まで貯金します。すると、やっぱりもっとほしい!となって次は8000万円を目指しはじめます。

お金の「もっとほしい!」あるいは「もうちょっとほしいな」はきりがありません。どれだけお金持ちになっても同じでしょう。資産を大きくするのに夢中になりすぎて、いつお金を使うのだろう?人生終わっちゃうよ…とならないように気をつけたほうがいいでしょう。

自分にとっての十分な目標値を決めて、それに到達したら、それ以上はお金を使ったり、贅沢をしたりしてもいいはずです。なので、意味もなく、目標を大きくしつづけるのはやめよう!ということでした。

努力をして目標の結果を手にしても、さらに大きな目標を立てつづけると、より大きな結果を求めつづけることになります。もはや、そこに満足感はなく、どんどん大きなリスクを取ることになります。すると、大きなリスクを取ったことで、富を失うかもしれません。満足感もなく、リスクで富を失う可能性がある状態は、とても幸福だとは考えにくいですね。

しっかりと、自分にとっての富の上限値を決めておくとよいでしょう。

まとめ

結局のところ、足るを知ることが大切だということですね。必要以上の利益を求めて、リスクを冒す必要はありません。そして、目標値までにたどり着くまでは、貯めたり、使ったりのバランスが大事ですね。貯めるのも大事ですが、それだけだと人生が楽しくありません。許容範囲内で、人生を楽しむためにお金を使いましょう。

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